kai27sea747’s diary

しがない高校生の日常の呟き。誰かの心に何かしらのメッセージが伝わればと、ハッとする内容からクスッと笑えることまで自分が感じたことをありのままにつづっていく。

あなたの人生は川の石

人の一生とは川の石のようなものである。

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いきなり何を言ってるのかと思うかもしれないが、これから話す内容を自分はひとつの石だと思って聞いてほしい。

 

人は産まれた時それは大きな石であった、未来へ希望を持ちいくつもの可能性をひめた石だ。

 

その石は川の流れ(時代の流れ)に沿って下流へと流れていく。

 

そのうちに周りの石と共に削り削られ要らない角はすり減っていく。これは己の人生において不必要とされる部分である。

 

川の上流を抜けた頃、だんだんと川からはみ出す石が出てくる。川の流れから抜け出してしまった石は削られることなくその場にとどまった。

 

川(社会)から出てしまう石。これはすなわち、人生において大切な小中学生時代を何かしらの理由で存分に過ごせなかった者達である。

 

ただこの石たちも何かしらのきっかけがあればまた流れに戻ることができるのである。そのきっかけを作るのは他ならぬ周りの石たちの力だ。

 

さて、中流にたどり着いた石たちはこの後長く緩やかな流れに沿って進んでいく。

 

中流は周りの石の数も多く、角ばった石が減るため時間をかけてゆっくりとその形を形成していく。

 

進んでいく中で時には流れが弱まりその場から動かなくなる石が出てくる。これは社会全体の活力が弱まっている状態である。

 

ただ雨や土砂(好景気や経済成長)によりその流れを吹き返すこともある。

 

時にはその逆で安定した場所を見つけた石も豪雨や土石流(リーマンショックなど)で流れることを余儀なくされることもある。

 

また周りよりも角ばった石は削られることを嫌い変わろうとしなかった、時代に残された古い考えの人のようなものである。

 

このような石は何らかのきっかけで大きく欠けてしまうことがある。

 

こうして長い中流(20〜40代)を抜けたらあとは下流で削られながら1番良いサイズから少しずつ小さくなっていく。

 

下流を抜けるまでに人の手や生き物(病気)によってその流れを閉ざされる石もいくつか出てくる。

 

それも乗り切り最後の小さな砂粒のようになるまで転がった石は海へと出ることができるのである。

 

このように中流半ばまでに削られる部分は人生においての失敗や悪い事であり、その後丸く綺麗な形からどんどんと小さくなっていくにつれその命を削られていることを表している。

 

貴方は今、川のどこにいるかは分からないが、中流以上ならばより目標とする形を目指し、他の石と共に削り削られていって貰いたい。